■皮かむり娘(6)

「あ?」
「あんっ…出る…出るよぉ…」
鈴菜はオレの頭を掴むとそのままそれをオレの頬に擦りつける。
「お…おい…」
頭を固定されて身動きの取れないオレの頬や肩がその白濁物で汚される。

びゅるっ…びゅるっ…

「あふっ…あふっ…」
彼女は腰を微妙に動かし顔を真っ赤にしながら射精を…って

「おい!鈴菜!」
「な…に?…幸斗くん…」
オレの声に驚いてか鈴菜はオレの頭を持つ手を離した。

「なんだこれは?」
「ふぇ?…だって幸斗くん、鈴菜が『出るから飲んでって言ったのに飲んでくれないんだもん』」
「言ってねー。絶対に言ってねーぞ」
「だってぇ…すっごく気持ちよかったんだもん。それに幸斗くんだってよけなかったじゃない」
「お前に頭を掴まれて逃げられなかっただけだ!」

「……」
「なんだよ…」
「…ごめん」
彼女は急にしおらしくなってベッドから降り、オレの横に座る。

「えと…かかっちゃったの拭くね?」
「…ああ」
そう言って近くにあったティッシュを数枚取るとオレの頬や肩先…それから床にこぼれた液体を優しく拭きとっていく。

「えと…」
「ん?」
彼女と目が合った。物憂げなその表情にそのまま視線を外せなくなる。

「鈴菜?」
彼女の顔が心なしか近づいてきてる気が…するんだ…が。

「ごめんね。ここも…べたべたするでしょ?鈴菜が…綺麗にするから…」
そう言ってオレの首にその細い手を回して

ぺろんっ…
オレの頬を舐める。

「ごめんね。鈴菜一人だけ気持ちよくなっちゃって…」
そう言ってまたぺろん…ぺろん…
くすぐったいような感触。彼女の吐息が耳元をくすぐる。


「ねえ…幸斗くん」
「何だ?」
「幸斗くんは鈴菜のおちんちん舐めて気持ちよかったの?」

は?

「何をとんでもない事を言っているんだ?」
「…だって…幸斗くんのおっきくなってるんだもん。気になっちゃって…」
「んな事でなってたまるか。一種の生理現象だ」
「生理?現象?」
「そのままお前が家に帰ればすぐに治まる。だから…」
「…鈴菜が帰ればって事は…幸斗くんは鈴菜に欲情しちゃってるって事?」

そんな顔で覗き込むな!余計むらむらするじゃないか!

「えへっ…そっかぁ…」
鈴菜はそう言うと、オレのジーンズのベルトを外しにかかる。

「は?ちょ…ちょっと待て!こら!」
「え?何?」
きょとんとした顔で彼女はオレを見る。

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