■三人で☆珍道中(7)

「それなりに良さそうですね。期待されていたんでしょうか」
「…してないもん」
「そうですか。ではキスで感じてくださったんですね」
「それも違うもん」
「なら、期待していたんですよ」
「……もういい」
返事をするのが馬鹿らしくなる。

「奥の方はどうでしょうか?」
私の反応によくしたのか彼はそのままするりと奥に指を滑らせた。

「や、やだぁ…指入れないで…」
「入れないとわからないじゃないですか」
「あっ…いやんっ…だ、出し入れしちゃ…」
「ああ、すごいですね。こんなに簡単に濡れちゃったんですか」

彼の指が中を動く。抵抗なく幾度も抜き差しを繰り返す。
「はぁ…あんっ…やだぁ…こんなの…こんな…」
「柔らかくなってますよ。嬉しいですね」
「くふんっ…あんっ…いやんっ…あっ…あっ…」
「ま、こんなもんでしょう」

にゅぷっ。

「あっ…あっ…え、ええ?」
後もう少しでイキそうという寸前に指が抜かれた。思わず彼の顔をにらむと彼は困った顔をする。

「気持ち良かったからって睨まないでくださいよ。これで満足されたら ただの自慰と変わらないんですから。目的は私と交わる事だって事忘れているでしょう?」
「…あう」

快感に溺れかけていた事を認識させられて顔が赤くなった。 その様子を見てリュージュは笑みを浮かべる。そんな彼は悪趣味だと思う。

「ま、その様子なら大丈夫そうですね。では、こちらにお尻を向けていただけますか?」
「ん…わかった」

私はいつものように下着を脱ぐと荷物の中に畳んで仕舞う。そして木に手を付き、 ローブの裾を腰の辺りまでめくった。お尻を突き出すようなポーズになると、彼は私の足の付け根の隙間に自身を入れてゆっくりと私の蜜を絡ませるように前後に動かす。

「あんっ…やっ…はんっ…」
リュージュは私を後ろから覆い被さるように抱きしめて耳元で囁いた。

「さっきよりも蜜の溢れる量が増えているようですね」
「ふえ?そ、そんなことない…よぉ…」
「だって、こんなに抵抗なく動かせるんですから、ああ、すっかりぬるぬるですよ」
「や…リュージュ…そんな恥ずかしい事…いわ…ないで…よぉ…」

欲情をしてしまった今の私には彼の吐息一つ一つが柔らかな羽の様にこそばゆく耳をくすぐる。幾たびかの魔力補充で開発された私の身体はそんな刺激でも火照りを増していく。

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