■三人で☆珍道中(11)

「ああ…気持ちがいいですよ…奥に突くたびに締めてくる具合が…」
「ふあっ…ああうっ…あうんっ…リュ…リュージュ…」
うっとりするような声が耳をくすぐって私の身体が刺激を欲しがる。

「あひゃっ…ああっ…ひっ…あうっ…ああっ…」
「【主人】(マスター)…可愛いですよ…もっと…もっと私で感じてください…」

「ふぇ…あうっ…やんっ…リュージュ…あっ…あっ…」
「ああ…イクんですね…締め付けが一段と…きつく……っ」
「やぁぁ…ああっ…ああっ…」
「私も…イキますからっ」

ぐっと奥に押し込まれ目の前に火花が散る。

「はうんっ…」
身体の力が抜けた。リュージュはそれと同時に自身を引き抜いてそのまま欲望を解き放ち、その様子をぼんやりと見ながら私は意識を手放した。





「リ…ア…」

ゆさゆさ…。
誰かが身体を揺すってる。

やだな。さっき魔力補充したからすごく疲れてるの。もう少し寝かせて。

「……セリ…ア…」
ゆさゆさゆさ…。

ああもう。鬱陶しい。

ぺちんっ。

「いてっー!」
「…ラチがあきませんね。ずっとこのままだと困るんですけど」
「こうなったら、実力行使だ!」

どすんっ

「セリア起きろ〜!」
「ぐあっ!」
気持ちよく寝ていたら身体の上にダイビングされた。

「ちょっとぉ!【主人】(マスター)になんて事するのよ!」
「起きなかったから起こしただけだ」
「セリアさん。もうお昼なんですから起きてくださいよ」
「ふぇ?昼?」

もそっと身体を起こして周りを見渡す……と。森の中じゃなくてベッドの上だった。

あれ?私、いつ宿に着いたんだっけ?

「セリアさん」
リジュが目の前に朝食を兼ねた昼食を差し出した。
「昨日の夜から食べてないんですからお腹減ってるでしょう?」
「わっ。気が利くわね。ありがと。確かにお腹ぺこぺこだわ」

少し冷めちゃったけど柔らかいパンと、野菜のいっぱい入ったスープ。それを食べながら昨日の事を二人から聞く。

「リュージュがセリアさんを宿まで運んだ後、仕事のお金をもらいに行って、そのついでにサイクロプスの件も交渉してくれてそのお金ももらえるようにしてくれたんです」
「両方でなんと金貨5000枚になったんだぞ。それに武器屋でオレの剣も見繕ってくれたんだ」
「お値打ち品が買えたんですよ」
「わぁ。すごい」

それだけの金額があればしばらく食費には苦労しなくてすむわね。

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