■ちょっとした仕事(5)

その瞬間──

どばどばどばどばどばどばどばどばぁっ…って液体が中で吐き出されたらすごい勢いでうねうねが私の穴から飛び出してその勢いで私は地面に放り出された。…らしい。


「!」
地面に落とされた痛みで目を覚ます。

「…私…壊れなかったんだ…」
のろのろと立ち上がり、とりあえずやつらから離れようとしたら身体が急にふわっと浮いて…またあいつらが?…って思ったらどうも違う。誰かが抱き上げて私をそいつらから離れた場所に移動をしてくれた。

「あ…あり…がと…」
頭を誰かに撫でられる。顔を上げるとランタンに照らされた見慣れた二つの顔。

「お…お兄ちゃん達…」
「よく頑張ったな…」
「そうそう…たいしたもんだよ」
優しい表情で私を見てる。

「へ?あ…な…何でここにいるの?」
「何で…って仕事だよ。ほら急いで回収しないと液が全部漏れるよ」
「ん…わかった」
戦士のお兄ちゃんが手にした瓶を私のあそこに添えた。

「…何?…してるの?」
私のあそこから流れ出てくる白いどろどろの甘ったるい匂いの液体が瓶に入っていく。

何でこんなの瓶に入れるの?

「この生き物の体液がね、催淫剤の材料になるんだってさ…」
「しかも女の子で回収する方が効率がいいんだそうだ」
「たくさん集めたら上増ししてくれるって言うからたくさん集めないとね」
お兄ちゃん達は口々にそう言って私の身体中についた体液も別の瓶に入れていく。瓶がいっぱいになるとまた別の瓶をカバンの中から取りだす。

「…お兄ちゃん。どこから来たの?ここに入るにはあの小さな穴からしか入れないから私しかこの仕事が出来ないって言ってなかった?」
「「そうだったっけ?」」

お兄ちゃん二人とも私と視線合わせない…

………!

「あー。最初っからこうするつもりだったんだぁ!ずるい!お兄ちゃん達!」
「そんな事言われてもなぁ…」
「なぁ…」
お兄ちゃん達は顔を見合わせた。

「男にはまるっきり反応を示さないんだよ。あれ」
「それに女には生殖活動のためにこの液体を入れるだけで他には人畜無害な触手だと聞いていたし…」

あれのどこが人畜無害なのよぉ!

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