■花を咲かそう(2)

蔦の中に埋まりきった私は完全に身動き出来なくされてしまっていた。前にも一度触手に絡まれた事はあるけれど、その時は穴という穴に滅茶苦茶突っ込まれてひどい目に遭わされたから今回はどうなるのかと思っていたんだけど、不思議な事にこの触手は私の膣ばかりを狙ってくる。種付け専門という事なんだろう。一度散々な目にあっている所為か、気持ちに少し余裕が出来てきた私は、お兄ちゃん達が言う種付けをされるために身体の力を抜いた。お兄ちゃん達が静観しているのだから、大した危険はないと思ったからだ。

「んあっ…や…や…」
蔦は一本二本と増えていき、私の奥深くまで潜り込む。私は動けないからされるがまま。逆にそれが刺激になってしまったのか、濡れた汁が零れてきて来てそれが入り込むのを手助けしているぐらいだ。

「んっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」
ぐじゅぐじゅにゅぷにゅぷと卑猥な音を奏でながら私の膣に入り込んだ蔦は幾度もそこを往復する。
「くふっ…んあっ…ひっ…ふぁっ…」
時折こぶの様なものが入り口で引っかかるのがまた良くて、腰が自然に動く。

「あうっ…すご…い…ごつごつして…ああっ!」
太い幹が不意にうねり始める。

「んあっ…」
幹の根元から徐々にふくらみが私の方に移動してきた。まるで中に何かを入れようとしているようだ。

これが種付け!?

自然と喉が鳴った。

え、えっと本当に大丈夫なのかな?壊れちゃったりしないかな?痛くないかな?えと…あっ!

考え事していたら小さな膨らみがするんと入ってくる。でもそれは一度じゃなくて…。

ずるんっ…ずるんっ…ずるんっ…
「ひぐっ!うぐっ!ひうっ!」

定期的にそれは確実に中に何かを入れる。その度に身体をしならせて私は膣内にそれを受け入れた。少しずつお腹が大きくなっていき、お腹が蛙のように膨れあがるとそれ以上何かを入れるのを止める。それと同時に蔓が私から離れて行き、疲れ果てた私は動く事が出来ずにそのまま地面に倒れ込んだ。

◇ ・ ◇ ・ ◇

身体を抱き上げられて目を覚ました。
「んあ?」
「よう。目が覚めたか」
戦士のお兄ちゃんが微笑みながら私を見てた。

戦士のお兄ちゃんのがっしりした身体に包まれて、ぼんやりとその感覚に浸っていると神官のお兄ちゃんがひょっこりと私を覗き込んだ。
「お疲れさま。よく頑張ったね」
「俺が運んでやるからお前は寝てろよ」
「ん…お兄ちゃん。ありがと」

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