■花を咲かそう(8)

「さぁてと…。んじゃま、花を届けに行くか」
「ちょっと待ってくださいよ、兄さん。僕はまだ途中なんですよ。これで中断なんて嫌ですよ」

お兄ちゃん達は同時に私の方を見た。

「…それもそうだな」
「…はい?」
「そういや俺も口だけじゃ物足りなかったんだよな」
「え?」
「そう言えば2倍気持ちよくしてあげるって言いましたよね」
「あ、あの?」

お兄ちゃん達は口々にそう言って私に近づいてくる。こういう時のお兄ちゃん達は私が何を言っても聞いてはくれないんだけど…。

「お前もこっちが使えなくて寂しかっただろう?」
「久しぶりに両穴で可愛がってあげますよ」
「えと…えと…?」

お兄ちゃん達は、私の返事を待たずに襲いかかってきた。
「うわぁぁぁ…」

◇ ・ ◇ ・ ◇

お兄ちゃん達は私の身体で散々楽しんだ後、満足した顔をして依頼人のところに出掛けていった。

一人残された私は宿屋のベッドで横たわっている。しばらく身体をまともに動かしてなかったのに加えてお兄ちゃん達が思い切り張り切っちゃったから身体の節々が痛くてまともに動けないのだ。

「「ただいま〜」」
お兄ちゃん達がにこにこしながら帰ってきた。私は軋む身体を少しだけ起こした。
「おかえり。お兄ちゃん」
「お土産だぞ」
戦士のお兄ちゃんがもったいをつけながら後から布で隠された何かを私の目の前に出した。

「何?それ」
「ふふふ〜。じゃぁんっ!」
そう言って布を取り去る。

それは小さな花束だった。

「あ、あれ?…これ…」
私がついさっき咲かせたあの花だ。お店なんかに置かれているような綺麗な花束にされていた。

「依頼人がな。大仕事をしたお前をねぎらってやれって言ってな。これをくれたんだ」
「わぁぁぁ…ありがとう」
青紫色の花と黄色の花がすごく綺麗。

「気に入ったか?」
「うん。このお花、すごくいい匂いがするんだよね」
私は花を顔に寄せて甘い匂いを嗅いた。

あれ?

「あ、言い忘れていたけどな」

じゅくんっ…って下腹部が熱くなった。

「その花の匂い、直接嗅ぐなよ。切って半日ぐらいで催淫効果が出てくるそうだから」
「…お兄…ちゃん…言うの…遅い…」

自然に身体が疼いて手がそこに伸びていく。じゅくじゅく…ふぁぁ…エッチなお汁がいっぱい。胸の先がきゅって堅くなってくる。

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