■村の鎮守の神様の(5)

彼の触手の先は切れ目が入っていて、そこからとろとろとした液が時折漏れてくる。その液体を舌で少しだけ味わうとほのかに甘酸っぱい味がしてもっとそれが欲しくなった。ついばむようにしながらそれを味わっていたけれど、徐々に大胆になって舌で舐め始めていた。

ちゅばっ……ちゅっ……

そうやって舐めていると、それが口の中に入り込んできた。それを自然な事として受け入れると蔦は口内を蠢きながら甘い液を少しずつ流し込んでいった。

“……気持ちいい……よ。まゆりの口の中……とろけそうなぐらい気持ちがいい……”
ため息の様な声で言われると何だが胸がいっぱいになった。

“まゆり……まゆり……!”
そのうち、気持ちいいと言っていた彼の声が苦しげな声になった。

どうしたんだろう。私が何かしたのだろうか。

不安になって彼を見ると
“まゆり……ごめんっ……!”
言われたと同時にくわえた蔓が急に膨らんで、そこから先ほどとは違う液体が流れ出してきた口の中に白くどろどろした液体があふれかえり、私は思い切り咳き込んだ。

「ぐふっ?げほっ……けほっ……」
“だ、大丈夫?まゆり……”
「ひ……ひどいよ……急にこんなに口の中に何か出すなんて……」
“ごめんね……我慢出来なくて……”
「ねえ……これ何?何な……」

るぅるぅるぅるぅ……

言いかけて身体が身震いを起こした。全身がかぁと熱くなって胸の鼓動が早くなった。

「はぁぁぁぁ……」
身体のあちらこちらか敏感に反応をして彼が触れているところ全てが気持ちがいい。

何?何で?

“……ねぇ?まゆり?僕……もっとまゆりを知りたいよ。口だけでもあんなに素敵だったんだ。他も……もっと触れたい……”
「他って?……あんっ」
上着の裾からは細い蔦が侵入し、私の胸に絡みつく。それはきゅうきゅうと痛いほど、私の胸を締め上げた。

「ひゃ……だ、ダメぇ……痛っ……あっ……あっ……ああっ……!」
立ち上がって力ずくで蔦を胸から外そうとすると手に他の蔓が絡まりそれを阻止した。

“可愛い…まゆり……気持ちよくしてあげる…から…”
「だ、だって……胸……痛い……よぉ……」

るぅるぅるぅるぅ……

「……あっ……やっ……」
彼の触手の先がぱっくりと開き、中から細かな繊毛がわさわさと蠢いているのが見える。それが胸の先をくわえ込むように包むと乳首を揉みし抱かれるような吸われるような動きを始めた。

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