■村に着いて

るうくんと私と子供達は村にある廃校になった学校に住処を移した。 るうくんは食料を探しに行った時に、村の人たちの思考を読んで 住んでもよさそうな所を前もって見つけておいたんだって。 確かにここにいれば食料に困る事は当分ないから安心だね。
るうくんも栄養がよくてまた少し大きくなったみたい。 ふふっ。これも幸せ太りかな?

あれ?

「んっ……ぁぁ……あっ……」
「くふぅ……あっあっ……気持ちいいよぉ……ああんっ……」
「あんっ……あんっ……」

複数の女の子の嬌声がすぐ隣の教室から聞こえた。


好奇心旺盛な子供達は乳離れをすると、早速村の好きな女の子を連れてきた。 そして女の子達も子供達の事好きになってくれて…… 家の人が誰も探しに来ないからみんなここに一緒に住んでいる。

私たちと小さな子供たちは教室を一つ使って、 大きくなった子供たちは隣の教室を使っているのだ。


「…………」
私はるうくんと一緒にこっそりと隣を覗きに行った。

「あ、あ、あ……だめ……だめ……そこいじったら……ふぁぁぁぁぁ……」
「あんっ……あっ気持ちいい……気持ちいいよぉ……」

皆……うっとりとした顔をして……気持ちよさそう……

でも、ちょっとおませすぎじゃない?あなた達のお父さんはもっともっと大きくなってから私と一緒になったのよ。なんて……。


「あっ……あっ……くぅん……あっ……出ちゃうよぉ……」

あ……あの子……あそこから触手……。あ、彼女、ここに来た時より胸が膨らんでお腹も大きくなってたから……そっか……私、お祖母ちゃんになっちゃうんだ。

ここに来てから栄養がいいから私も、赤ちゃんいっぱい産んじゃったし、 あの子達も大きくなったから、またここもそのうち狭くなっちゃいそうだね。
私はるうくんに笑いかけた。

“そうだね。この調子だと食料がまた足りなくなるだろうね。 でも大丈夫だよ。その時にはまた住処を変えるから。 まゆりは何も心配しなくてもいいんだからね”
「ん。ありがと」

やっぱりるうくんはいろいろ私たちの事考えてくれているんだ。優しいなぁ。

──私は幸せな気持ちでいっぱいになりながら彼に寄り添った。

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