■虫師の森(16)

「それ……どういう……ふあぅ」
顔を近づけて首筋に舌をはわす。それだけの事なのにぞくぞくと身体が震えた。

「ああっ……や、やめて……さわっちゃ……あうんっ……」
首筋を唇で吸われる。じっとりと身体が汗ばんでくる。

「ふふっ……。しっかり出来上がってる。これだけ理想的に仕上がってるなら安全に産めそうだね」
「産め……そう?」
「リア。どうして身体が急におかしくなったんだと思う?」
意味深な笑みを浮かべながら彼はたずねた。

「わ……わから……」

だってほかの人もあることだって……。

「僕がリアのお腹に虫を埋め込んだからだよ」
「え?」

今、なんて……。私のお腹……って……。

驚いてお腹に視線を移す私に彼はくすくすと笑いながら説明を始めた。

「リアが前にここに来たときに居眠りをしたでしょう?」
「……あ……うん……」
「その時にリアの膣に産卵をさせたんだ」
「さん……ら……?」

「処女膜には少しだけ隙間があってね。そこに入り込めるほどの細い卵管で産卵する虫がいるんだ。それは1日で孵化をしてね。栄養をとるとすぐに大きくなる。その幼虫の栄養は膣から出るこの蜜」
指で割れ目を前後させる。

「んっひゃっ……」
「幼虫は蜜を出させるために母胎であるリアの身体を快感を得やすくなるように神経に作用する体液を身体から出す。だから感じやすくなってちょっとの刺激で欲情する」

「ひっひどい……そんな勝手に……」
「ごめんよ。でも、リアが手に入るってわかったら我慢できなかったんだ。リアを早く花嫁の身体にしたくてさ」
彼は悪びれもせずに言うと頬に優しくキスをした。

「そうだ。あの約束も守ってくれたかな」
彼はベッドから降りて私の股の間に入り込むと入り口を指で広げた。そしてその奧をじっくりと眺める。

「な……なに?……何を……」
彼は指を秘部から離すとにっこりと笑った。

「……うん。まだ処女だね。よかった。あの神父に一応約束はさせたけど心配していたんだ。本当、早めてくれて良かったよ。リアがこんなにいやらしい身体になったって知ったら絶対手をつけたはずだからね」
「神父様はそんな方じゃないわ」
言った途端、花芯の部分を指でぎゅっと摘まれた。

「ああっ!」
股間から蜜がどろりと零れてシーツを汚す。

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