■お姫様と…(15)

「ここを自分で慰めるよりもっとよろしいそうですよ。ロゼッタが言ってました」
「ロゼッタ…ああ私に同行をした侍女の…彼女もなの?」
「ええ、同行した侍女は全てです。こちらの捜索隊を惑わせる役目をして頂いています。皆さんかなり優秀な淫魔になりましてね。大半の者はすでに腑抜けにされているようです。今は、アルバートだけがこの塔を目指してきています。マリアが目的を遂げるのももうすぐですね」

「マリア…」
彼は彼女の方を向いた。
「はい…」

「少しの間でしたが、私に仕えてくれてありがとう。アルバートも塔の入口近く。迎えに行ってください」
優しげな笑顔を彼女に向けて彼は礼を言った。

彼女は服を着、慇懃に礼をした。

「ではご主人様…失礼します。アルバート様を虜に出来たらまたお会いしましょう」

ぱたん…

「上手くいくことを願いますよ…」


「さて、ではシルビア…こちらの口に食事をさせてあげましょう。完全な淫魔になる為に…」
「あ…はい…ご主人様…」

ここを自分でいじるより気持ちいいとロゼッタが言っていた。それを今から私にして頂ける。この下の口への食事…。
…わくわくとした期待感が身体を駆けめぐる。


彼にベッドへと誘われて私はそこに腰を下ろした。彼はその横に座る。彼は私を抱き寄せ唇を重ねる。彼の舌が私の口に割り入ってくる

「ん…んふぅ…んく…」

マリアのようなあの甘露の味はないが全身に痺れるような快感が走る。

くちゅ…

彼の指が私の割れ目に入ってくる。

「あ…」

くちゅ…くちゅ…

「あっ…ああん…」
「もう…こんなに濡していたのですね。前戯の必要もなさそうです…」
「ああ…ご主人様…どうかここに…ご主人様のあの美味しい食事を注いでください。気持ちよくして下さい…」
「ふふ…期待をされているのですね。どんどん溢れてきます。淫らで美しい淫魔ですよ。あなたは…」
「…ああ」

彼はローブを脱いでズボンだけの姿になった。魔導士特有のやせぎすの身体が現れる。

私は彼に身を寄せると、本能のままに彼の身体に舌を這わす。首筋や乳首に刺激を与えると彼は普段の困ったような表情をしながらも頬を赤く染めて身悶えをする。

ああ…なんて色っぽい表情…

私はその表情が見たくなり、もっと彼を舌でせめる。彼はくぐもった声を漏らして身体を振るわせる。

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