■エッチな蝋燭(7)

「ん……ふぁ……ふぁぁぁぁ……うんっ」
萌ちゃんは入れるとそのまま腰を上下に揺さぶり始めた。
「ああんっ……憲くん……憲くん……いい……いいよぉ……」
ベッドがきしむ。

ボクが作った催淫剤の時よりも激しいかもしれない。いや、あの時はボクも飲んでいたから気にならなかっただけでひょっとしたら大差はあまりないのかも。

けれどこの調子で効果が切れるまで続けられたらと考えて我に返った。

「萌ちゃん……ちょっ……ちょっとぉ……」
慌てて、萌ちゃんの腰を押さえ、動きを止めると彼女は不満げな声をもらした。

「止めちゃ、いやぁ」
普段とは全く違い、萌ちゃんは腰をくゆらせて出し入れをしようと必死だ。

「ごめん。少し……だけだから……」

前に薬を飲んだときはどうだったっけ?

確か、することしか頭になかったから食事もとらなかったし、トイレも繋がりながら行ったような気がする……。ああ、確か脱水症状になりかかったんだった。おじさんとおばさんがいないのが幸いだけどさすがにそれはまずいぞ。

「ちょっとだけ待って。そうしたら……萌ちゃんが満足するまで精液いっぱい上げるからっ!」
「だ、だって……だってぇ……」
ぐずる萌ちゃんを強引に身体から離し、ボクはベッドからおりた。

まず匂いをなんとかしないと……そうだ。窓を開けなきゃ。

窓際に近寄ろうとすると足を引っ張られて思わず前のめりに転びそうになった。

「も、萌ちゃん?」
「どこ行くの?」
「どこにも行かないって。ちょっと窓を開けるだけだから」
足を抜いて再び前に踏み出そうとするとまたしがみつかれた。

「萌ちゃん」
「やだぁ」
「ええ?」
「……だって……憲くんの……精液の匂い……なんだもん……もっと嗅ぎたいよぉ」

そんな泣きそうな顔で言わないでよ。

←前|次→
目次|
inserted by FC2 system