■すまにーとばーわ(14)

「大体、詰まってたらオレが射精した後が大変だろうが」
「中で出さなきゃいいんだよぅ」
「やだね。オレは出したいの。それに今日は久々に思い切り出来るからな。犯して犯して犯し抜いて前もケツもオレの子種を注ぎきってやる」

うう、それは止めて欲しいなぁ。

「んで。これはついでな」
ずるりんと下半身が見事に溶けて、服の間から入り込み私の身体を覆っていく。

「ひゃ……ひゃははっ……や、止めてぇ……」
それは全身をなめ回すように動き回り、私はくすぐったくて身体をよじった。

目や、鼻はさすがに覆われることはないけれど、耳の穴とかにも入り込み、私の垢とか汗とか……を食べているのだという。だから終わった後は肌がつるつるで、身体もすっきりである意味良い事づくしなんだけどされている事が事だからあんまり良いとも言えない。

って。あれ?
何で今日に限ってこんなにくすぐったいの?いつもはこんなじゃないのに。

「うぇぇぇ……お兄ちゃん……早く終わらせてよぉ……」
こそばゆいのに耐えながら言うとお兄ちゃんの動きが止まった。

「悪いな。ちょっと反芻して名残を惜しんでたから」
「反芻って……そんなことしないでよぉ」

私のあれとかあれとかあれとか……絶対に名残を惜しむもんじゃないんだからぁ。

「ん?ああ、リズの反応が違うと思ってたら夢中になってた所為で匂いを出してなかったか」

言われてみれば確かに匂いが止まってる。

あの匂いは出し続けていないとすぐに冷めるものだ。いつもはあの匂いで酔ってる時にされるからくすぐったいのも吸われるのも全部気持ちよくて気にならなかったけど、それでか。

「うひゃんっ!?」
なんて納得をしていたら、お兄ちゃんの身体からまたあの匂いがあふれ出した。

「あ……ふぁ……あ……」
お兄ちゃんにぎゅっとしがみついて身体をこすりつける。私の中にお兄ちゃんが入ってはいるけれど入っているだけであまり存在を主張していないためか欲情をした身体が中途半端に刺激を受けてたまらない。

「お兄ちゃぁん……して……」
「ちょっと……きつかったか?」
とろんとした目で見つめる私にお兄ちゃんは苦笑をすると、私に身体をまとわりつかせたまま抱き上げる。

そして、一番ましそうなベッドに私を置いた。

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