■秘密のお茶会3(4)

「したいのか?」
「本当にね。する気はなかったんだよ。でも紅茶飲んでたらつかさくんの唇でどきどきしちゃって……」
「それで我慢できなくなったって事か」
「我慢出来なくなったって訳じゃ……でも、キス……したくなっちゃったんだもん……」

凪は顔を真っ赤にしてうつむくがキスしたくなったって割にはえらく積極的だったぞ。欲情した。の間違いじゃないのか?

「で、どうする?したくなければしないぞ。オレだって凪に嫌われたくないしな」
などと余裕をかましているが実際のところ縦に首を振って欲しいと思っている訳で……。

「…………あう。……したい」
オレは返事を聞いた瞬間、凪を抱き上げ側のベッドに押し倒した。

◇ ・ ◇ ・ ◇

その後、やっぱり凪の「止めて」が聞けなくて気づいた中沢にお盆の洗礼をうけたのは言わずもがなだ。

「ぼっちゃん。程度というものをわきまえて下さいませ」
「しかしな。止めろと言われてもあんなそそられる顔されたら止められるもんじゃないぞ」
「何をおっしゃるのですか。盛りの付いた猿のようにしていては凪さんに嫌われますよ。もう少し余裕をお持ちなさい」
「善処する」

けど、凪だって悪いんだからな。

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