■素敵な仕事場5(3)

「早速始めましたね」
いつの間に入ってきていたのか、森島の声で由真は我に返った。

「お、オーナー。な…何で?」
「ここの様子は24時間モニターで監視しているんです。何せ多額のお金を生み出す方達です。大切にしないといけないですからね様子がおかしくなったり何か変化があったらすぐに対処が出来るようにしているんですよ」

ずっと監視をされていたなんて…まるで自分の方が家畜のようだ。

「ところで、繁殖活動を始めたようですね」
「は…繁殖!?」
とんでもない事を言われて思わず声を上げた。

「彼はあなたが生理に入った事で子供を身ごもる事が出来る身体だという事を知って生殖行為をしているんですよ」
「私…彼の子供なんて…」

身体が強ばった。妊娠なんてしたらたまらない。この化け物の子供を孕むだなんて。
膣に潜り込んでいる蔦をにぎる。

手に力を入れて、今にも引き抜こうとした時…。

「大丈夫ですよ。彼とは基本的に身体の構造が違いますからね。よほど相性が良くなければ妊娠はしませんから安心してください。強いていえば妊娠、出産をせずにあなたの身体の状態が出産後になるだけです」
森島の言葉に安堵し、彼女は蔓を持っていた手をゆるめた。

「出産…後?」
「まぁその内わかりますよ」
森島はまたも意味深に笑った。

「そうそう、それを始めたと言う事はこちらも準備を始めないと…」
「準備…?」
「もうすぐミルクが出るようになるんですよ。その準備です。ここの機械はメンテはしてありますが搾乳は久しぶりですからね。途中の管を改めて消毒をしておきましょう。では、私はその準備をしますからたっぷりと交わってくださいね」

森島はそう言って部屋から出ていった。

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