■素敵な仕事場6(1)

「はぁ…んっ…」
彼女の口から吐息が漏れる。触手が蠢くたび彼女の秘部からはとめどなく愛液が流れ落ちる。

「あんっ…気持ちいい…気持ちいいよぉ…」
彼女は異形の生物に抱きつきそれも彼女の身体に腕を絡ませる。

自分はどうなってしまっているのだろう…。
数週間前までの自分の身体とは違ってきているのがわかる。触手と始終一緒にくっついて…いや交わっている事が当然の事の様に感じ、何もされない事が不安にさえ感じるようになる。立ったまま…または抱き上げて幾度も幾度も中に注がれその度に絶頂を味わって身体もここにきた当初に比べひどく敏感になってきているような気もする。まるでその行為をするための身体に作り替えられているかのようだ。

◇ ・ ◇ ・ ◇

「…由真さん」
「…んっ…あ…オーナー…」

由真は森島に裸を異形の生物と性交を行っている所を見られてももはや何とも思わなくなっていた。これがここでの日常であり、彼とより深く関係を持つためには当たり前の事なのだから。

「ふふ…大分なじまれたようですね。仲がよろしくて結構です。しっかりと絡み合って…」
「はい…私、彼にこうされてるととても落ち着くんです」
由真はそう言い、その彼に身体を寄せた。

「いい傾向ですよ。彼もあなたにしっかりと懐いている。彼にとってはあなたが一番のようです」
「…え?本当ですか?」
「ええ、前にも言いましたが彼がこんなに懐いているのはあなただけですよ」
「…うれしい」
由真は心から嬉しそうに微笑んだ。

「…そう言えば、オーナー。何か私に用があったのではないですか?」
森島は毎日尋ねては来るがこの時間に来るのは珍しい。彼女は疑問に思い彼に尋ねた。

「ああ、用件を忘れるところでした。あなた方があんまりにも仲むつまじくてほほえましいものですから」
「まあ」
彼は少し照れ笑いをし、彼女に近づいた。

「そろそろ、ミルクの出る頃だと思いましてね」
「…ミルク?」
森島は不思議そうに返事を返す由真の身体をゆっくりとながめ満足そうに頷いた。

「…やはり繁殖期に入る前よりも胸が確実に大きくなってきているようですね」
「はい。最近、急に大きくなって少し痛いんです」
「ではもう大丈夫でしょう。ちょっと失礼しますよ」

森島はそう言うと触手の一部に変わったリズムでとんとん…と手を触れる。途端、するすると由真の上半身から触手達が離れだした。

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