■とあるお師匠様とその弟子のお話(1)

ボクは偶然にも見てしまった。お師匠様の自慰を。

あの清楚で純粋で聖母のようなお師匠様。その彼女が寝間着から胸をはだけ、先を指で摘む。

「くふんっ…はぁ…ぃぃ…」
切なそうに声を上げ、自らの翳りを指でかき混ぜて淫猥な音を奏でる。

「あん…はぁん…」
「………」
股間が痛いぐらい堅くなっていくのを感じる。

ボクは見てはいけないものを見た気がして、慌てて自分の部屋に戻った。



「お師匠様…」
ボクはズボンをずらし、怒張したそれを表に出す。そしてその堅くなった竿を握り、さっき見たお師匠様の姿を思い出してそれをしごく。

「…はぁ…はぁ…」

初めて見た。あんな艶めかしいお師匠様の姿。

いつも微笑んでいて、ボクよりもずっと年上のはずなのにすごく可愛くて、でも少しだけそそっかしい。ボクをとても可愛がってくれるお師匠様。その彼女が普段の様子からはとても想像出来ないような淫らな姿で自分を慰めていた。

確かに、ボクだってほとんど毎日してるんだ。だからボクよりもずっと大人のお師匠様がしないって事はないと思う。

毎日してるんだろうか?誰の事を思ってるんだろうか。

「…はぁ…はぁ…はぁ…」

『トウヤくん…』
お師匠様の顔が頭に浮かぶ。

「はぁ…お師匠様…お師匠様…ぁ…ん…んん…っ…ぁ…!!!!!!」



「…はぁ…はぁ」
手とズボンがボクの白濁物でどろどろになった。

ボクは大きく溜息をついた。

「…洗濯…しなくっちゃ…」

◇ ・ ◇ ・ ◇

ボクは小さな頃に両親を亡くした。親戚はみんなボクを引き取るのを嫌がって最終的にボクを引き取ってくれたのが近所に住んでいた赤の他人のお師匠様だった。

ボクはお師匠様が大好きだった。お師匠様も本当に子供なんじゃないの?ってぐらいとても可愛がってくれたから。

でも、大人になったらお師匠様から離れなきゃいけないってお師匠様の知り合いのいろんな人達に言われた。年頃の女性であるお師匠様と、いくら年が離れているとは言え、血の繋がっていないボクが一緒に住んでいるといろいろ噂立てられたり、詮索されたりするからって。

でもボクはお師匠様から離れたくなかった。だから一生懸命考えた。ここに滞在する理由があれば離れなくてもすむって思った。

次→
目次
inserted by FC2 system