■増幅師(9)

どくどくと彼女の中にオレは流し込んでいく。
「はぁぁぁ…すごい…すごいです…びくん…びくん…って…あはぁ…いっぱい…気持ちいいですぅ…」

彼女は恍惚の表情で動くのを止め、オレの精液が中で出される感覚を身体をぷるぷると振るわせて味わっていた──

◇ ・ ◇ ・ ◇

「すごいですねぇ…たまっていたんですか?どろどろのがいっぱい出ましたよ…」
くすくすと笑いながら彼女は自分の秘処からしたたり落ちるそれを指ですくい舐める。

「美味しいです…」
「そりゃどーも」

…オレはとても味わおうとは思わないが…美味いのか…

「…この調子なら後10回ほどすればおさまりますね…」
彼女は舐めながら楽しげに…恐ろしい事を口にした。

「何?」
10回…って

「…言いましたよね?責任を取って下さい…って」
「そりゃ確かに聞いたが…」
「…力をセーブすればもう少し回数は少なくすんだかもしれませんけど、あの時は急な事でしたからとりあえず思いつく魔法を使ってしまったんです」

とりあえず思いつく魔法って…

「どうした訳か威力の大きなモノを使うとその分ここに注いで頂かないとおさまらないみたいで…」
そういって自分の翳りを手で触れる。

確かにオレ好みだし…かなり気持ちがよかったが…それを10回だぁ?出来ない事はないかもしれんが…しかし…ここは山の中だぞ…そんなにしてたら日が暮れちまう。

彼女はにじり寄ってくる。
「せ…せめてだな…宿に行って…」
「ダメですよぉ…すぐです。すぐに欲しいんです…」

オレは身の危険を感じて後ずさる。
「逃げないでくださいね。そんな事をしたら私、ニルさんに魔法をかけて拘束しなくちゃいけなくなっちゃいますから…そうしたらもう1,2回追加ですよ♪」

男殺しと呼ばれるのは…こっちの事だったのか──やっぱりオレはギルドのお荷物を押しつけられたらしい…。

オレは…心の中で彼女が満足しきるまで自分の精力がもつ事を神に祈った。

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