■増幅師2(9)

「や…シンシア…さん…だめ…そんな…気持ちいい…あっ…あっ…ああああっ…」
「…あら?」
ものの数回その動きをするとテッドが泣きそうな声を上げ、シンシアは動くのをやめた。彼女と彼の結合部分から白いどろどろした液体が少しずつこぼれだしてくる。

「うーん…やっぱり…早かったですね…」
「う…うう…うわぁ〜ん」
シンシアがぼつりと呟くとテッドは顔を真っ赤にして泣き出した。

「え?何で泣くんですか?」
彼女はきょとんとして彼に聞き返す。
「おいおい…そんな事言われりゃ普通泣くぞ?」
オレは呆れてそいつらの近くに移動した。

「嫌ですねぇ。けなしているつもりはなかったんですけどねぇ。これも初物の醍醐味なんですよぉ。テッドさんはまだ若いですから」
そう言うと彼女は目をつぶる。

「え?…あ…ああ?うわぁぁ?」
彼女が少しだけ身震いを起こすと同時にテッドから驚きの声が上がる。
「んふっ…あ…あはっ…ふふふ…いいですよぉ…」
「わっ…あ…シ…シンシアさぁ〜ん…うわっ…」

…どうやらシンシアが中でテッドを締め上げているようだ。

「ふふっ…みるみる固くなってきてます…あっ…あはぁ…すごいですねぇ…もう元通りです」
テッドはシンシアが中で攻めている間ずっと気持ちよさげな声をこぼし身体を震わせている。よっぽどいいんだろう。

「あ…」
シンシアが身体の力を抜くと残念そうな声を上げてテッドは彼女を見た。
「…どうしたんですか?」
「え?…」
「…どうして止めたんだろう?っていう顔をしてますよ?」
くすくす笑いながらシンシアはテッドを見る。テッドは顔をひどく真っ赤にしてうつむいた。

「くすっ…可愛いですねぇ。大丈夫ですよ。これで終わりではないですからねぇ」
彼女はテッドに倒れ込みそのままピンクの唇を彼に合わせた。

…うーむ。端から見てるだけだとつまらんな。

オレは二人に近づいていくと無防備になっているシンシアの尻を撫でた。
「きゃっ!」
彼女はびっくりして声を上げる。

「あっ…ニルさん…どうしたんですか?ニルさんも一緒にしたいのですか?」
「…そりゃ、お前。人がやってるのをぼうっと見て突っ立ってるってのも間抜けだろう?」
「ああ…そうですねぇ」

彼女は考えはじめるその間も彼女の腰は動いていてテッドはシンシアが動くたび吐息の様な声を上がる。
…男の喘ぎ声なんぞ聞いていても面白くないんだがな。

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